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死にかけ顔が上品できれい!? 不健康な中世ヨーロッパの美意識

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きれいになるための基礎は何か

それは、なにはともあれ健康であること。多くの現代人が知るところです。

でも、いまほど「健康第一!」という観念がなかった時代には、美や流行のためなら、どんなにヤバそうな美容術でも女性たちは実践していたのです…!

"死にかけ顔"を目指した中世イギリス女子

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写真/gettyimages

体調が悪くて青白い顔をしていると、周りの人に「顔色悪いよ、大丈夫?」と心配されることがあります。

ところがこの顔色の悪さ、中世イギリスではなんと美の象徴でした。

蒼白な肌は、品があって美しいとされていたのだとか。私たちはチークで一生懸命血色の良さを演出しているのに…。圧倒的な文化の壁を感じます。

いまでもハロウィーンなどでは退廃的なメイクをしますが、中世イギリス女子はメイクだけに頼らず、生身の体でも勝負!

生気のない不健康な顔になりたくて、血を抜いたり、食後に浣腸したりと、もはや病院レベルのストイックすぎるメニューをこなしたそう…。

悪いこと言わないからやめとこ? と全力で止めに入りたくなります。

この顔面蒼白ブームは19世紀ごろのヨーロッパにも出現

鉛のような青白さや、痩せこけた頬など、「死にかけた感じの顔って上品できれい!」なんていまでは理解しがたい美意識がまた流行ってしまいます。

なかには、目にクマをつくるために深夜まで本を読みこんだり、お酢やレモンしか摂らない生活で痩せようとしたりする女子もいたそうで、死に物狂いとはまさにこのこと。

糞や脳みそ入り! 中世フランス王妃のおぞましき化粧品

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写真/gettyimages

もっとインパクトの強い、化粧品のお話があります。

化粧品に含まれる成分は、美に気を遣う人には一大関心事ですが、14~15世紀に生きたフランス王妃・イザボーはとんでもないコスメを愛用していました。

彼女が使っていたのは、ワニの糞、イノシシの脳みそ、オオカミの血液が入った化粧品

あぁ…もう価値観が崩壊しそう。普通って何だっけ…。

凄まじい原材料から成るこの化粧品には、若返り効果があるとされていたのだとか。

イザボー姐さん、それ肌に塗るものですよー! いろんな動物のあんなものやそんなものが入ってること、知ってますかー!と21世紀から呼びかけてもときすでに遅し。

ノストラダムスが記した痰と唾入り美顔料

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写真/gettyimages

こういった奇想天外コスメと関係のある人がもうひとり。

最近、平成を振り返る特集などでもよく登場する、あの大予言おじさん・ノストラダムスです。彼は16世紀に書いた本の中で美顔料の作りかたを紹介しています。

そこに記された材料のうち、つっこまずにいられないものがふたつ。

事前に集めておいた痰。そして唾。

痰と唾ですよ。しかも痰に至っては、ヴィンテージものの可能性も…!

それらは、水に溶かして粉にしたベースとなるものに、銀、錫などを加え、天日干しした物質に混ぜられました。

これをまた天日干しし、水に溶かしてお祈りしながらかき混ぜ、半分ほど蒸発したあとに残ったものが美顔料になると書かれています。

女子たちがこれを実践したかは不明ですが、当時の化粧品は有害な成分も遠慮なく投入されていて、それで亡くなる女子もいたのだとか。

言わずもがな、決してマネしないでください…!

いくらネタになるからって、YouTubeに「ノストラダムスの美顔料作ってみた」なんてアップしちゃダメですよ。

健康がいちばん! 21世紀に生きるしあわせ

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写真/gettyimages

今回のお話は引くというよりも、絶句している人が多いのでは?

「これできれいになれる!」と妄信する女子の思いの強さといったら…。彼女たちはそう信じることで、たとえ健康を害してもしあわせだったのかも。

とはいえ、私は健康・衛生意識ばっちりな21世紀に生きられるしあわせを噛みしめています。

蒼白フェイスも、糞や痰が入った化粧品も、絶対嫌ですからね(笑)。

五十嵐綾子

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