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はあちゅうさんインタビュー「結婚は自分の価値を決めるものじゃない」

結婚をリアルに意識する年齢になって、本当に自分が結婚したいのか分からなくなってきた。

グリッティの調査でも「ぶっちゃけ、結婚したいと思ってる?」という質問に、約3分の1の女子が「分からない」と回答。

自分の気持ちに迷子になってモヤモヤしている女子は、やはり一定数いるみたい。

モヤモヤした気持ちとどう付き合っていけばいいの? そのヒントを、ブロガー・作家のはあちゅうさんに教えてもらいました。

「モヤモヤしていた時期はあった?」はあちゅうさんに聞いてみた

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10月9日に、自身初の長編小説『婚活っていうこの無理ゲーよ』を出版したはあちゅうさん。

その前日に開催された発売記念イベントで、著書と絡めながら自身の体験や考えを語ってくれた彼女の話のなかには、心を軽くしてくれるヒントがたくさん詰まっていました。


──小説で「婚活」をテーマにしたのはどうして?

「婚活で疲弊しちゃっている子に多く出会ってきたので、そういう子たちに『そんなこと気にしないで生きていていいんだよ』って言いたいなと思ったのと、私自身も結婚に対して焦る気持ちや自分を否定しちゃう気持ちがあるので、その気持ちを成仏させるために書きました」


──婚活についてどう思ってる?

「本当は『婚活』っていう言葉が好きじゃなくて、今回もそれを茶化すような気持ちでタイトルに使っているんです。婚活って自分をありもしないゴールへ追い立てることのような気がしていて、婚活に縛られるということがすごく昭和的だと思うんですよ。結婚は自分の価値を決めるものじゃないし、そんなものに縛られたくないって、心の底ではそう思っているのに、世のなかに出たときにそう強くいられない自分もいて…」

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──はあちゅうさんにもそのような体験が?

「結婚していないだけでいろんな見方をされるっていうことには、すごく敏感になっていました。まだ結婚していないというだけで、SNS上などで『仕事と結婚で、はあちゅうさんは仕事をとる生きかたなんですね』と言われてしまったり、『恋愛コラムを書いているのに結婚していないのは説得力がない』『行き遅れ』と言われてしまったり、生きづらさを感じていました」


──それはひどいですね。

「私は周りから見られているほど、たぶん強くはなくて、実際は世のなかの言葉にすごく敏感なんです。SNSで知らない人から傷つく言葉を毎日毎日浴びていると、たまに心が弱っているときに気持ちを全部持っていかれちゃうことがあって…。恋人がいてしあわせだと思っていたはずなのに、人からどう思われているのかとか、人から見てしあわせなのだろうかとかを気にして、自己否定をしてしまっていたこともありました」

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──結婚について憧れは持ってた?

「20代前半は結婚にすごく憧れがあって、どこかで男性が自分の人生を変えてくれるんじゃないか、人生を肯定してくれるんじゃないかという気持ちを持っていました。でもフリーランスになって自分で稼ぎ始めたころから、誰かにしあわせにしてもらおうという気持ちが徐々になくなった気がします」


──『婚活っていうこの無理ゲーよ』には28歳の女性たちが出てきますが。

「28歳のころは改めて『結婚ってなんだっけ?』って真剣に考え始めた時期かもしれません。それまではぼんやりとした結婚への憧れがあった気がするのですが、本当に自分が結婚するとしたら…って真剣に考えたときに、『家族とは?』『結婚とは?』『愛とは?』って考え始めました。思い返すと“事実婚”という選択の芽が出たのも、そのころだったのかなと」

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──『結婚したいのか分からない』という、モヤモヤする気持ちを持っていた時期はあった?

「私も『結婚したいな』って思う気持ちと、『結婚なんかで何が変わるんだろう』っていうアマノジャクな気持ちの両方を持っていました。女子の心って移ろいやすいものじゃないかなと思っていて、結婚したい日もあれば結婚したくない日もある。男性には分かりにくいのかもしれないけど、女子にとってはけっこうリアルな感覚ですよね。

でも、いま振り返るとモヤモヤしていた時期は大事だったなと思いますね。普通の人が悩むようなことで悩むことってすごく大切だと思っていて、みんながぶち当たる問題をちゃんと真正面でとらえて考えることはすごく人生に対して誠実だと思うんです。だから、その時期があって良かったなって思います」


はあちゅうさんに言わせれば、モヤモヤしている時期は自分と向き合うチャンス

とことん悩んで自分としっかり向き合って前進していく。そう考えたら、モヤモヤもちょっと前向きに捉えられそう。

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はあちゅうさんの著書『婚活っていうこの無理ゲーよ』も、女子3人が婚活を通して自分の人生と向き合う、勇気をもらえるストーリー

今回のはあちゅうさんの話と同様に、自分の気持ちに迷子になっている女子をポジティヴに導いてくれるはずです。

婚活っていうこの無理ゲーよ

著者:はあちゅう

出版社:キノブックス

内容:「最初に彼氏を作った人が、クリスマスイブに高級ホテルのスイートルームに泊まれる! 」そんな婚活レースをすることに決めた美香、かえで、舞の28歳女3人組。ひとりひとりが抱えている事情とともに、物語はジェットコースターのように展開していく。「結婚とは?」「恋愛とは?」「仕事とは?」もうすぐ30歳になる女性たちの姿をリアルに描いた、著者初の長編恋愛小説。

取材/グリッティ編集部

GLITTY編集部

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