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女性のほうが味覚は敏感。その理由は女性特有のアレ【GLITTY研究所】

GLITTY研究所

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イラスト/Kohei Takemoto

日常のさまざまな瞬間に浮かび上がってくるふとした疑問。

思いついてもすぐ忘れてしまう。友だちと話していても解決しない。知りたくても誰に聞けばいいかわからない。

GLITTY研究所」では、そんな素朴すぎる疑問を解決していきます。 さて、今回の疑問は?

今回のお題:

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教えてくれる先生:

味博士・鈴木 隆一(すずき・りゅういち)さん

味博士_アイコン

AISSY株式会社、慶應義塾大学で味覚の共同研究。
味覚センサーレオ開発者。TVや書籍などを通して、味覚の知識を広めている。
味博士の研究所にて食に関するニュースを配信中!

──こんにちは、ライターのameriです! よろしくお願いします。

「こんにちは。よろしくお願いします」


──今回のテーマは「男女の味覚の違い」についてです。

大人気のスイーツ店に大行列を作っているのは女性ばかりだし、甘いもの好きには女性が多い。これって理由があるんですか?

「理由は、女性ホルモンの分泌です。

これは、ラットの実験で明らかになったのですが、女性ホルモンを分泌しているラットとそうでないラットを比べると、分泌させたほうのラットが甘いものを好むことがわかりました。

なので、男女で比較すると、甘いものに対する好みはやはり女性のほうが高いといえます。実際、お菓子の消費量も女性は男性の1.8倍あるんですよ! けっこう差がありますよね」


──女性ホルモンが理由だったんだ! しかも、私たち女性は、男性の倍お菓子を食べてるんですね…。

「ケーキやチョコレートを女性がよく好むのは、そういった背景があります」


──反対に、男性がしょっぱいものや味の濃いものを好んで食べるのも、ホルモンバランスが理由ですか?

「ホルモンバランスの影響もありますが、女性が甘いものが好きでそっちを取ったので、焼き鳥やラーメン、鶏のからあげといったしょっぱいものを好むようになった感じですね。

もちろん個人差は大きいですけど、女性と男性を比較すると相対的にこってりしたものを好む人が男性に多いということです」

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──ふむふむ。「女性と比べて」ということだったんですね。

「好きなものって誰しもあるじゃないですか。基本的に生物が生まれながらにして好きな味って、甘味・旨味・塩味(えんみ)なんですよね。

女性が相対的に『甘いものが好きだ』となったときに、男性側はじゃあ何を好きになるのかということになるわけです。

旨味は共通して好きなもので、かつ甘味は女性に取られているので、塩味に好みがいくんですね」


──なるほど!

「あとは『味の濃いものを好む』ことに関しては、別に科学的な理由もあるんですよ」


──科学的な理由ですか?

「じつは、男性のほうが女性に比べて味覚が鈍いんです」


──えっ、そうなんですか? 知らなかった!

「味覚の鋭さ・鈍さに関する最初の実験が行われたのが1888年なので、かなり前です。いまから130年前くらいの話ですね」

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──そんな前から発見されていたんですね。

「その実験はすごくシンプルで、男性と女性に『感じにくい味 = 薄い味』を何種類かテイスティングさせて正解できるか、というものでした。

たとえば、ほんの少し砂糖が溶けた味など。

その結果、当時は『甘い・しょっぱい・酸っぱい・苦い』の4つの味しか知られていなかったのですが、4つすべてにおいて女性が優位であることがわかったんです 」


──4つ全部だったんですか!

「そうなんです。

さらに、今世紀に入って2000年に旨味が発見されて、旨味も計測したのですが、これまた女性のほうが鋭いという結果が出ました」


──女性の味覚の鋭さに驚いています。

「びっくりですよね。この結果から言えることは、女性が『ちょうどいい』と感じる味を、男性は『薄い』と思ってしまうということ。

そのため、女性から見て『男性は濃い味が好きだなー』と感じるのです」


──じゃあ、男性への手料理は、濃い味に作ったほうがいいんですか?

「そうですね。自分の好みの味より、少し濃いめに作ることをおすすめします! 」


──濃いめが胃袋を掴めると… (メモメモ…)。

「一般的にはそういうことになります(笑)」

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──ちなみに、女性がヘルシーな食事を好むのは、味覚の鋭さの話に関係しますか?

「男性からすると、女性の食事はヘルシーというか薄いというか…と感じていることが多いですが、その点も味覚の鋭さ・鈍さが関わっていますね。

なかには、男性でも優れている人はいますが、平均的には女性のほうが優れているのが事実です」


──女性が味覚の鋭さを持っているのに、味覚のプロである料理人には男性が多いですよね?

「味覚や嗅覚は、才能があることは前提ですが、訓練を重ねることで習得できます。アスリートのようなものですね。

そのうえ、女性には毎月ホルモンバランスの波があるので、なかなか味覚が一定にならないんですよ。普段は好まないものを、その時期には好きになる場合も多いんです。

もちろん訓練をして波を一定にできている女性もいます」


──妊娠すると味覚が変化するといわれているのも、ホルモンバランスの波があるからだったんですね!

「そういうことですね。男性はその点波がないので、安定的にできるというわけです。繊細な味わいってむずかしいですからね…。

逆に僕からひとつ質問です。味覚のタイプは、甘酸型・甘苦型・甘旨型・小塩旨型(薄味が好き)・旨塩型(濃い味が好き)の5種類があるんですね。

このなかで、いちばん多い味覚のタイプってどれかご存知ですか?」


──うーん、甘旨タイプですかね?

「正解です! 年齢分布や性別で差はありますが、女性は比較的甘いほうの3種類が、男性は旨塩型が多いです」

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──味覚タイプの分布はどんな感じなんですか?

「日本の場合に限りますが、甘酸っぱいのを好む人は20%くらいですね。

そのほかが、甘旨型が30%弱、小塩旨型と旨塩型が20%ずつくらいで、甘苦型が10%程度です」


──自分がどのタイプなのか気になります。味覚診断は、鈴木さんの著書のなかでできるんですね!

「はい、ぜひやってみてください! 」


──今日はありがとうございました! 知識が増えたので、より楽しんで料理や食事ができそうです。

「こちらこそ、ありがとうございました」

>>連載「GLITTY研究所」を読む

撮影/グリッティ編集部

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