イラスト/Kohei Takemoto
日常のさまざまな瞬間に浮かび上がってくるふとした疑問。
思いついてもすぐ忘れてしまう。友だちと話していても解決しない。知りたくても誰に聞けばいいかわからない。
「GLITTY研究所」では、そんな素朴すぎる疑問を解決していきます。 さて、今回の疑問は?
──こんにちは、ライターのameriです! よろしくお願いします。
「こんにちは。よろしくお願いします」
──今回のテーマは「モヒート」です。さっぱりした香りと味わいが魅力のモヒート。わたし大好きなんですよね。
「おいしいですよねー。夏場はとくに人気です」
──そのモヒートのことで、ずっと疑問に思っていることがひとつありまして…。モヒートについているストローのことです。そもそも、ジュースじゃないのにストローが2本ついてくるのはどうしてなんですか?
「その質問、お店のお客様からもよく聞かれますよ。モヒートにストローがついてくる理由は『氷』です。
モヒートは、ほかの飲み物と違って、『クラッシュアイス』という砕いた氷を使っているんです」
──ク、クラッシュアイス?
「普通の氷は四角いブロック状をしていますよね。
それよりもっと細かいタイプの氷のことを、クラッシュアイスといいます」
──あー、たしかに! 使っている氷のつぶが小さいですね。
「飲むときにクラッシュアイスが口に当たってしまって邪魔なので、ストローを使って飲むんですよ」
──こちらのモヒートもストローが2本ありますけど、1本ではなく2本なのはどうしてですか?
「やさしさ、ですかね(照)。
クラッシュアイスは時間が経つと溶けていくので、ストローよりも小さくなっちゃうんですよね。
1本が詰まっても飲み続けられるように、モヒートにはストローが2本ついているんです」
──ってことは、2本目は予備だったんですか?
「そうです。お客様を思っての"救護策"です(笑)」
──まさかの予備! ということは、1本しかついていないお店は、予備がないだけだったんですね。
「詰まることは滅多にないので、1本でお出ししているお店もあるようです。
言えるのは、『2本あれば、何があっても大丈夫』ってことですね」
──では、そもそも「ストローがないモヒート」は存在しないのですか?
「あまりないですね。ストロー込みでモヒートというお酒なので」
──ふむふむ。いままでストローは、混ぜるためのものだとばかり思っていました。
「もちろん、混ぜるのにストローを使うのも正しい使用法ですよ」
──よかった〜。モヒートを頼むたびにお店の人から「この人、ストローの使いかたを間違っているな」と思われてたらどうしよう…と、ドキドキしてました。ちなみに、モヒート以外にもストローのあるお酒ってあります?
「うちでは提供していないですけど、世のなかにはあります。
クラッシュアイスを使っているお酒にはストローが入っていることが多いですね。
たとえば、ウォッカ + パイナップルジュース + ココナッツミルクを使っている『チチ』とか、チチのウォッカをラムに変えた『ピニャコラーダ』とか」
──意外とたくさんあるんですね! なかなか頼まないお酒ばかりなので、モヒートだけだと思っていました。ところで、お酒をストローで飲むと、酔いが回るって言いません?
「言いますね。ぼく自身も飲んでいてそう感じます」
──ですよね。酔いやすいので気をつけて飲まなきゃ。お店に迷惑をかけないように、適度に頼みますね!
「いつでも飲みにきてください! お待ちしていますよ」
撮影/グリッティ編集部
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