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年末のコンビニ。おじさんとの友情が生まれた #終電と私

終電と私

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写真/gettyimages

0時が近づくにつれて、街の人々は「終電」が気になりだす。

帰ろうか、残ろうか。時計を見ながら正解を考える。

甘酸っぱい思い出も、切なく悲しいできごとも、思えば全部「終電」がきっかけだった。

そんな、誰もがひとつは持っている終電にまつわる物語を集めてみました。

それは、忘れもしない2017年12月27日、年内最後の出勤日。

明日から家族と、実家の鹿児島に帰省して年越しを満喫する予定だった。ほとんど仕事も手につかず、帰省してからのプラン(主に飲み会)をひたすら考えていた。

いよいよ終業時間になり、さっそく帰って準備をしようと思っていたのだが(翌日の出発が朝7時)、同僚たちのテンションも上がっていて、結局みんなで飲むことに。

お決まりの「1年早すぎ!」から始まり、ツラツラと今年を振り返って、気づけば23時。「そろそろ帰ります」と早めに抜けたのが失敗の始まりだった。

***

23時半ごろの南栗橋行の電車に乗り、酔っ払いながらも乗り換えの駅までは起きていた。

乗り換えてひとつめの駅が最寄りなのに、その数分で気を抜いてしまい、駅員に起こされたときには南栗橋駅だったのだ。

駅を降りると、シンシンと雪が降っている。

早く帰らず終電に乗っていれば、最寄りが終点になって乗り過ごすことはなかったのに…と悔やみながら、とりあえずタクシーで帰ろうと試みる。

料金を検索してみると2万円以上かかる…。あきらめよう。

宿を探そうと駅員に聞いても、携帯で検索しても、何も出てこない! さすがに外は寒すぎるので、駅にある証明写真のなかに隠れて寝ていたら、案の定追い出される始末。

駅から15分歩いたところにコンビニしかないと言われ、雪のなかを歩いていると、同じ境遇であろうおっさんに出会った。

目があった瞬間、ふたりとも悟ったかのように会釈。無言で向かうは、いざコンビニ。

とにかく願ったのは、イートインスペースがあること。けれど到着すると、窓越しにないのがわかる。互いに顔を見合わせ、無言でうなずいた。ですよね、って。

***

コンビニの店員に「どこか泊まるところはない?」と聞くと、こういう客に慣れているのか、全力の笑顔で「ないです!」と…。

あのおばちゃんの笑顔、絶対忘れない。

外は極寒なので、コンビニで一夜を過ごすしかない(もちろんおっさんも)。

とりあえず漫画コーナーに行くが、ありがたくすべて封がしてあるので見れず。携帯も電池切れで、ひたすらカップ麺やパンの材料を見た(改めてカップ麺って体に悪いなと思った)。

それでも、30分しか経っていない。

小腹が減ったので、カップ麺でも食べてどこかで寝ることに。さすがにトイレ独占はまずいので、ATMの横のちょうど人ひとり入るスペースで寝ることに決めた。

時々、目が覚めておっさんを見ると、立ちながらフリーペーパーを読んでいる。律儀だなと思いつつ、酔いと眠気に襲われて朝5時までATMの横で寝た。

***

その後、始発のタイミングで起こしてくれたおっさんとは、なんだか友情が深まった気がしたから不思議だ。

別れ際に「また、お願いします」なんて、営業のクセが変なところで出てしまったところで解散。

無事、鹿児島までの飛行機に乗り、年末年始の休暇を楽しんだ。もちろん、嫁からしっかりと説教を受けたあとに。

>>連載「終電と私」を読む

GLITTY編集部

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