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「感じる」ことは恥ずかしいことじゃない。ラブグッズを企画する女性の原動力

原動力を聞く

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行動を起こす源──。それが原動力。

世間からは「なんで?」と思われることでも、本人に聞くときちんと理由がある。そんな個人の「原動力」に迫ります。


── 会議室、かわいいですね! おしゃれ。

「ありがとうございます」


── 福田さんは、「ラブコスメ」に入社してからどれくらいですか?

「2年9か月ですね」

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──「ラブコスメ」では商品企画部にいるんですよね。どういうことするんですか?

「そもそも『ラブコスメ』とは、セクシャルヘルスケアの商品を企画から販売までしているメーカーのこと。いわゆるラブグッズや女性の体の悩みを解決するコスメなどですね。私はそこで、企画を立てて、商品化に向けて試作を繰り返して、商品発売までのすべてを担当しています」


──入ったきっかけは?

「私、前職でも企画の仕事をしていて、自分が企画したり作ったものによって誰かの生活をハッピーにするって素敵なことだなと感じていたんですね。自分の軸になっているのはそこだなって。それで、転職活動をしているときに、たまたま『ラブコスメ』を見つけました」


──はい。

「じつはそれまで『ラブコスメ』のことをよく知らなくて…。でも、どんな会社なんだろうって調べたときに、ただセクシャルヘルスケア商品を売っているだけじゃなくて、すごく女性のことを考えているんだっていうことが伝わってきて、『私もこういう仕事がしたい!』と思いました」

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「実際に、二次面接では商品開発をしている方と話す機会があって。セクシャルヘルスケアに対して真剣に向き合っている姿勢を感じ取れたので、この人たちと一緒に商品を作り上げていけたらしあわせだなって思いました」


──夢がかないましたね。

「はい」


──さっき、もともと「ラブコスメ」をよく知らなかったって言ってましたが、そこに抵抗はなかったんですか?

「うーん、もっと若い時期なら抵抗はあったのかもしれないですけど…。私が転職活動をしていたのは29歳のころで、周りの友人たちが結婚や出産を迎えて、どんどん次のステージにいこうとしている時期だったんですね」


──ちょうどそういう時期ですね。

「はい。そのときに、友人から妊活の悩みをよく聞いていたんです。程度の差はあれど、こんなに悩んでいる人がいるのに、世のなかでは『妊活』ってどこか閉鎖的というか、おおっぴらに話せないようなイメージがあって…」


──たしかに触れちゃいけない領域なイメージです。

「私はそういう現状をどうにかしたいなと思っていたんです。そんな自分の思いと『ラブコスメ』の目的がマッチングしていたので抵抗感はなかったですね」


──なるほど。「ラブコスメ」では、ラブグッズからコスメまでいろいろな商品を出していますけど、だいたいひとつの商品が発売にいたるまでの期間はどれくらいなんですか?

「モノ次第にはなるんですけど、長いものだと数年かけて作っているものもあります。大切にしているのが、"きちんと実感できるもの"を届けたい、ということ。だから、妥協はしません。ラブグッズ開発においてはディテールにもすごくこだわって、もう何回やり直すんだってくらいに3Dプリンターで試作品を作りますよ」


──商品企画部はやっぱり女性が多いんですか?

「そうですね。企画部のスタッフは全員女性です」


──じゃあ、女性からのリアルな意見によって商品が作られているんですね。

「そうです。これまで、日本のラブグッズ市場って、日本が性に対してクローズだからなのか、そこまで女性の意見が反映されていなかったんですね。一方で海外のラブグッズは新商品のサイクルがすごく早くて、新しい技術がどんどん取り入れられています。なので、そういう海外の新しい技術と女性のリアルな声を盛り込んで開発しています」

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──企画会議はやっぱり盛り上がります?

「盛り上がりますよ。いろいろな人のアイデアや意見がぽんぽん出てきて、どんどんブラッシュアップされていくんです。いまでこそ『セクシャルヘルスケア』ってオープンになりつつあるけど、やっぱりまだまだ抵抗がある方もいるので、そういう方に私たちの真剣な思いが届けばいいなって思っていますね」


──たしかに、セクシャルヘルスケアに対して消極的な人はまだまだいますよね。

「そうですね。でも、セクシャルヘルスケアってひとりの女性がより魅力的になれるものでもあると思うんです。体の悩みに向き合って、その悩みを解消するためのアプローチのひとつというか…」


──女性の体の悩みかぁ…。どんな悩みがいちばん多いですか?

「いろいろな悩みがあるんですが、とくにデリケートゾーンのニオイに対する悩みは多いですね。自分では分かりにくい部分だからこそ不安になってしまって、パートナーとのラブタイムのときにも気になって楽しめない…という人が多い」


──他人と比較できないですしね。

「そうなんですよ。ニオイに関しては、未婚・既婚、年齢関係なく、悩んでいる方は多いです」


──たしかにあそこのニオイの話なんて、女友だちともしないですもん。

「あとは、セックスレスに対する悩みは既婚者のほうが多いみたいです。やっぱりお子さんを出産したり、夫婦として関係が長くなると、どんなに努力していてもマンネリ化したり、忙しさで優先順位が変わってくることもあります。そのなかで出てくるのがセックスレスの問題です」


──セックスレスには本当いろいろな原因がありますよね。

「そうですね。でも、お客様のアンケートを見てみると、勇気を出して話してみたら、意外とすぐに解決できたという方もいました。やっぱりコミュニケーションが大切みたいです」

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──コミュニケーションかぁ。でも、なかなかパートナーに言いづらいんですよね。「ラブグッズ一緒に使いたい」とかも恥ずかしい。

「たとえば猫の形をしたラブグッズ『さくらの恋猫シリーズ』は、遠隔操作できるいままでにないラブグッズです。このような新機能は、ふたりの新しいコミュニケーションのきっかけにもなると思っています」


──というと?

「いわゆる一般的なラブグッズって、見た目がグロテスクというかびっくりしてしまうものが多くて、女性が『怖い』という印象を抱いてしまうことが多かったんですね。だけど、こんなにかわいい見た目やおもしろい機能があれば、パートナーに『見て見て!』って話しやすい」


──うんうん。いかにもなラブグッズだとハードル高いですもんね。ガチ感があるというか…。

「女性が怖がらずに遊ぶことができるデザインなので、男性にとっても、女性を誘いやすいデザインになっていると思いますよ」


──たしかに。セックスがもっと楽しくなりそう。

「女性からよく聞くのが、濡れにくかったり、痛みを感じたりすることで、自分が不感症なんじゃないかと悩んでいる声です。そのせいで、彼に対して申し訳ないって思ってしまう方もいるみたいで」


──なかなか人には話せない悩みですね…。

「そんなとき、まずはひとりでラブグッズを使ってみるのも大いにありだと思うんですよね。ひとりですることに対して、どこか後ろめたさを感じる女性もいるんですが、その必要はないってことを私は伝えたい。『感じる』ことは恥ずかしいことではなくて、自分の体を知ること。すごく重要なことなんです」


──そうですよね。

「自分の体を知って磨いていくことによって、よりきれいになったり、パートナーとのラブタイムが楽しくなったりなることにつながります。だから、決してラブグッズをタブーにはしないでほしいですね。ラブグッズを自分の体と向き合うツールのひとつとして捉えてもらえたらいいなと思います」


>>連載「原動力を聞く」を読む

撮影・取材/グリッティ編集部

GLITTY編集部

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