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今を生き残るのは、素敵なパーソナリティを持つリアルなインフルエンサーだ。UNTITLED BY KIKUNO

UNTITLED BY KIKUNO

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じつを言うと、私は海外のファッション系YouTuberをディグるのが好き。

有名なブロガーからメイク専門のYouTuber、マイナーなちょっとお下品系まで、さまざまな分野で活躍する彼女、または彼らのチャンネルはとても興味深い。

いまは男性のメイク動画を参考にする女性も多く(男性とは思えない繊細なテクニックはとても美しい)、評価も高い。

こうやって世のなかも変わってきたなぁと感じられるのもうれしい。

キラキラした世界で生きる彼女にももちろん感情はあった

そのなかに、約10年間ブロガーとしてつねに最前線で活躍している、「ブロガー」という職業のパイオニア的存在の女性がいる。

彼女はコリアンアメリカンでロサンゼルス在住。インテリアデザイナーとして働くかたわら、いまファッション業界には欠かせない存在となっている。

ラグジュアリーブランドのショーではいつでもフロントロウに座り、ブランドからプレゼントされる服やバッグの数々、海外を飛び回る姿を日々記録し、1日に一度のペースで動画をアップする。

ファッションフリークにとっては夢のような世界だ。

ただ、彼女は毎日の素敵なシーンを切り取っていくだけではなく、さまざまなデザイナーやプレス、バイヤーへどうやっていまの仕事に就いたのかインタビューするなど、ファッションという分野で働きたいと思っている人へ向けたとても興味深い動画もアップしている。

ときには涙を流すシーンを動画に撮ることもあり、それを見て私は驚いた。

キラキラした世界で生きる彼女にももちろん感情はあって、悲しんだりイライラしたり、彼女はそんなときも動画を撮ることをやめない。

感情をシェアするということは、かんたんなようでとても難しい

私は彼女なんかよりフォロワーは少ないが、インフルエンサーであることがどれだけ難しいかを感じることがある。

使っている化粧品やアウトフィットをシェアすることは誰にでもできることだが、果たしてそれだけで人は満足してくれるのか。その先はあるのか。

ウソはつきたくないし、ありのままでいたいと思う反面、ネガティヴな面を見せることに対してすごく抵抗を感じる。

フォロワーが増えれば増えるほど有名にはなれても、その人自身が、その人の中身が素敵だと感じられなければきっといつか消えていくのがオチだ。

ただ感情をシェアするということは、かんたんなようでとても難しい。

正直、InstagramなどのSNSで有名なインフルエンサーたちの大勢のポストは、どこかウソっぽく、フォローする気にならない人ばかりだ。もちろんそれで人気があるならそれでいいのだけど。

フォローしたくないならしなきゃいいじゃんと言われればそれまでなのだが、「インスタグラマー」や「インフルエンサー」という職業が世のなかに馴染んできた時代で生き残るのは、きっと先ほどの彼女のような素敵なパーソナリティを持つリアルなインフルエンサーだと私は信じたい。

すべてをオープンにする必要はないけれど、うまくSNSと付き合っていくことで自分の内面の魅力的な部分を見せてみてもいいかもね。

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菊乃

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