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まるで大阪のおばちゃんみたい。もしも「Alexa」に人格があったら…

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以前グリッティでは、セレブが声が出なくなった「Alexa(アレクサ)」の代理をするというおもしろ動画を紹介しました。

アレクサが世話好きの南部人だったら...?

じゃあ、アレクサに人格があったらどうなるんだろう?

そんな想像心をかきたててくれる動画、「もしアレクサが南部人だったら」を見つけました。

アレクサがアメリカの南部アクセントの英語を話しているのです。

この南部AI(?)、人柄も南部出身のおばさまのごとし。おもてなし文化の地域だから、人なつっこくて世話好き。ときには暴走しておせっかいも。

南部住まい20年の私のツボに見事にハマりました。

シーン1:キッチン

冷蔵庫の中身をチェックしながら、女性がアレクサに語りかけます。

女性:アレクサ、買い物リストにビスケット(※)を付け加えといて。

アレクサ:了解。小麦粉に加えるのはベーキングパウダーと砂糖と...。

女性:違う違う。缶入り(で焼くだけのインスタント)のやつよ。

アレクサ:なんでそんなの買うの? ミキシングボウル盗まれちゃったの?

※ビスケットは、お菓子ではなく、パンに近いタイプのもの。

インスタント製品なんて言語道断、料理に手抜きは許さない。

そんな余計なお世話を焼くあたりが、ステレオタイプの南部人っぽいのです。

シーン2:リビングルーム

トラとチーター、どちらが速いかと言い争っている子どもたちには、「Please」と「Thank you」をきちんと言わせなくては。礼儀にうるさいのも特徴。

シーン3:玄関

「左ひざがいたいから、今日は大雨ね」と、アレクサの天気予報ではありもしないひざが基準。そう、アメリカではひざの痛みで天気を予測する人、けっこういるんです。

南部人アレクサ。日本でいうなら、親しみやすくて、打ち解けるとひとこと多い、大阪のおばちゃんのような感じです。

ただし、アメはくれません。

シルバー世代専用のアレクサがあったら...?

こちらは、アメリカの長寿テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のスキット。

テクノロジーを使いこなせないシルバー世代のために、AARP(アメリカ退職者協会)とアマゾンが協力して作った「Amazon Echo Silver」のパロディCMです。

もちろん、こんな製品は実際にはないけど。

「Amazon Echo Silver」には、名前の覚えが悪い人のためにどんな名前で呼ばれても対応、耳の遠い女性のために音量調節をし、スキャン機能で探し物も見つけてくれる(これはいいかも!)優れもののアレクサが搭載されました。

シルバー世代の長話にはあいづちだって打って、がんばります。

パロディとはいえ、こういう状況あるだろうなと思わせるところが秀逸で、さすがは『サタデー・ナイト・ライブ』。

ただ、パロディは笑えるけれど、実際の状況を考えるとそれほど笑えない気がします。

アメリカでは、アクセントがある英語話者の英語がアレクサのようなAIに理解されるのかという、世代を超えた問題があるのです。

AIの進化の可能性が広がっている

「もしアレクサが〇〇だったら?」の動画を観ていたら、AIについていろいろな想いがめぐりました。

テクノロジー導入のスピードについていけない人や世代がいるのも事実。親や祖父母の世代を考えてみれば納得できます。

テック弱者を取り残さずに社会全体がその利便を共有できたらいいのですが、このままAIが進化していったら、映画『her/世界でひとつの彼女』みたいなことが起こるかも。

チューリング・テストに合格するようなAIが登場したら、それはそれで空恐ろしい気がします。

とはいえ、AIはもうわたしたちの暮らしに欠かせないパートナー。

これからどんなAIが、どうやって使えるようになるのか。便利で楽しい可能性がどんどん広がっていくといいなと思います。

ぬえよしこ

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