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雪の東京。美容室で見つけた僕の「おとし物」って?【文太の日記】

文太の日記

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201801228_bunta_diary

こんにちは。清水文太です。

いま、この文を書きながら、外の雪化粧にただひたすら驚いているところです(東京で大雪が降った1月22日に書きました)。

今回は、美容室で見つけた本の話をしようと思います。

美容室で見つけたのは、谷川俊太郎が書いた『クレーの絵本』

今日僕は、いつも通っている渋谷の「DECO」という美容室に、髪を染めに行ったんだ。

外を出たときは、まだ雪が降り始めたばかりで「パラパラ降っててきれいだなあ」くらいにしか思っていなかった。

美容室に到着して、待ち時間があったから、たくさん並んでいる本を眺めていたの。

そしたら、「谷川俊太郎」「クレーの絵本」という文字が書かれた1冊の本が目に飛び込んできて、なんだか無性に気になってきたんだよね。

スイスの画家だったクレーと小説家の谷川俊太郎が、いまいち結びつかなくて...。すぐにでも読みたくなった。

そしたら、こんな詩が載っていたんだ。

「かなしみ」

あの青い空の波の音が聞こえるあたりに

何かとんでもないおとし物を

僕はしてきてしまつたらしい


透明な過去の駅で

遺失物係の前に立つたら

僕は余計に悲しくなつてしまった

(『クレーの絵本』より引用)

クレーの絵画を見た谷川俊太郎は、そのときの気持ちを詩にしたんだって(もっとたくさんの詩が載っているんだけど、続きは実際に読んでみて)。

「おとし物」は過去にはなかった

まず、この詩に出てくる「おとし物」って、僕にとって何だろうなって考えた。

そして、始めは、「人生のなかで失ってきたモノ」のことだって思ったんだ。

学校で後悔したこととか、子どものころの心とか、あのとき離れてしまった友人のこととか。もしくは、もうほとんど会っていない家族のこととか。

でも、いろいろ考えていくうちに、ある結論に至った。

きっと谷川俊太郎さんは、「おとし物」が見つからないことに対して悲しんでいるんじゃなくて、「おとし物」をしてしまったと思い込んで、透明な過去から見つけ出そうとしている自分の弱さを悲しんでいたんだ。

たとえば僕は、「おとし物」だと思い込んでいた「人生のなかで失ってきたモノ」を探すために、頭のなかの記憶を引っ張り出して、過去のなかから見つけようとした。

だけど、結局見つけたところで何も変わらない。過去は過去だから。

いくら記憶のなかから「おとし物」を探したって、友人との関係が戻るわけでもないし、後悔したことが帳消しになるわけじゃないもの。

でも、未来に進むために、そして過去を見てた自分を捨てるためには、必要な悲しみなんだろうな。

きっと、これから自分の目標(僕だったら、子どもたちを助ける施設を作ることとか)に向かって生きていけば、もっともっとこの詩の意味が理解できる気がする。

そんなことを考えていたら、いつの間にか雪が収まって、外にいた雪だるまが少しずつ溶け始めていた。

この雪たちが溶けて水になっても、来年もまた会えるね。また新しい出会いとして。

またね。

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清水文太

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