いつか語学留学したいと思いながらも、長期休暇を取れる見込みもなく、実現しないまま数年が経ってしまいました。

仕事を辞めない限り、留学は無理かな...とあきらめていたときに知ったのが、年末年始の語学留学。

じつは、年末年始の連休中だけでも、語学留学ができるのだそう。

2週間で国内スクール2年分の英会話ができる

連休中だけで語学留学が可能とはいえ、どんな英会話レベルでも短期留学ができるのか気になります。

そこで、世界32か国の語学学校と日本の語学留学希望者をつなぐ「School With」代表の太田英基さんに話を聞いてみたところ、留学する時点での英語レベルによって得られるものは変わるけど、どんなレベルでも大丈夫とのこと。

初級と中級以上のレベル、それぞれの場合について詳しく聞いてみました。

英会話初級者の場合

太田さん:正直、2週間で英語がペラペラになる人には出会ったことはありませんが、英会話への抵抗を無くしたり、英語を学ぶモチベーションにすることは可能です。いちど短期留学をしてみて、中長期留学するときのイメージをつかむだけでも、有意義です。また、将来的に海外で生活してみたい人や、ワーキングホリデーに興味がある人にもおすすめです。

英会話中級以上の場合

太田さん:日常会話はできる上で2週間の短期留学をするなら、目的意識を持つことが大切です。「発音を良くする」「ビジネスで使う表現のアウトプットをする」など、具体的な目標を持った2週間にしてください。

たった2週間でも、英語漬けで生活すれば、国内の英会話スクール50分の講義を週1回、2年間通い続けるのと同じぐらいの英会話ができるようになるのだそう。短期集中で効率良く学べる点はとても魅力的です。

いまの会話レベルと目的にあわせて留学先を選ぶ

また、留学するにあたって気になるのが、国の選びかた。どのように選んだらいいのか、太田さんに聞いてみました。

太田さん:弊社の場合、欧米はグループレッスンが主体となり、フィリピン・セブ島は、マンツーマンレッスンが主体です。マンツーマンですと、希望や要望を英語講師に伝え、理解が得られればレッスン内容自体を自分に合わせてカスタマイズしてもらえる可能性もあります。

初級者は、とにかくしっかり学んでアウトプットできるマンツーマンレッスン、中上級者は、ネイティブの英語やハイレベルの多国籍な留学生たちと過ごすことをおすすめします。

とにかく英会話の基礎会話力をしっかりさせたい私の場合は、セブ島を選ぶのが良さそうです。

年末年始の語学留学は、社会人にとって絶好のチャンス

20171118_school1.jpg

photo by school with

行き先をイメージできたところで、次は日程。そもそも年末年始の語学留学は、本当に時期的に適しているのでしょうか。

太田さん:社会人の方はなかなか長期留学できませんので、1、2週間の短期留学を繰り返すケースも多いです。そういう意味でも、年末年始は適した期間のひとつです。また近々留学すると思うと、その間も日本で継続的な英語学習のモチベーションを保てます。

仕事を辞めない限り語学留学なんて無理、とあきらめていましたが、たしかにこの方法なら可能です。

なにより海外に行きっぱなしでなくても会話力の感覚を保てそう!

ただ、日本でもお正月があるように、国によってはクリスマスや年末年始の休みが多い場合があるので、祝日は事前にチェックをするのが良いとのこと。

とくにヨーロッパ方面(イギリスなど)や、オセアニア方面(オーストラリア、ニュージーランドなど)は、休校日が多い傾向があり、2週間のうち1週間が休み...なんてこともあるみたい。

カナダ、アメリカ、セブ島は、通常営業に近い状態で語学学校が稼働していることが多いのだそう。学校によるので、あらかじめ問い合わせしておいたようが良さそうです。

国選びや都市選びで、自分にどこが合うのかわからないという場合は、School Withの「おすすめの国都市診断」が便利。自分に合う国や都市がわかります(無料会員登録が必要)。

実際に診断してみましたが、勉強だけでなく、留学中の住環境や食生活、娯楽にいたるまでの希望に合わせたエリアをマッチングしてくれて、留学への不安がかなり解消されました。

より会話力を高めるなら、留学前に英語の予習を

留学前にしておいたほうがいい準備についても教わりました。

太田さん:まず、中学レベルの英文法は必ずおさらいするように心がけてください。留学はあくまで英語学習のアウトプットをしに行くもので、現地に到着してからインプットをするのは、もったいないです。必ず後悔することになるので、日本で事前に英文法は復習してから渡航しましょう。あとは、あたりまえですがパスポートの期限更新ですね。期限の取り直しや更新には2週間はかかると思って、前もって準備しておきましょう。

すっかり行けばなんとかなると思っていました。事前に確認しておいて良かったです。

行きたい留学先でかかる費用も知っておきたい重要なポイントです。

太田さん:北米とフィリピンとで比べると、全体的な留学費用をおさえたいなら物価が安いフィリピンのほうがいいです。学費以外の食費や生活費面で、フィリピンと北米では差が出るんです。航空券や海外旅行保険費用、ビザ代などの現地支払い費用などを除くと、フィリピンは2週間で10万円くらいからですが、カナダは15万円、アメリカは20万円が目安になります(学校やコース、滞在先によって価格差があります)。

最低でも10万円と聞くと気軽な感じではないですが、英会話スクールに2年通うのと同レベルの会話が2週間でできるのであれば、かえってコスパが良いかもしれません。

最後に、「年末年始は航空券の確保を急いでください」とアドバイスをくれた太田さん。

わざわざ最後にこのアドバイスをくれたということは、これで計画が台無しになるケースがあるということ。

直前になると値段も高騰するので、早めに学校選びをして、航空券手配まで進めるのが良いようです。

語学留学経験者だからこそできるホスピタリティ

じつは、代表の太田さん自身も語学留学経験者。2年かけて世界一周を旅した人として、帰国当時から現在まで、多くのメディアで取り上げられています。

その経験をSNS等で発信していたところ、留学したい人や留学に失敗した人から相談が寄せられるようになり、留学希望者の学校選びをサポートするプラットフォームをつくることを思い立って、「School With」を立ち上げたのだそう。

ひとりひとり異なる留学理由や条件に細かく応えてくれるSchool Withのサポート体制は、太田さん自身が留学を経験し、悩み、達成したからこそできるホスピタリティなのでしょう。

意外と身近にトライできる年末年始の語学留学。これなら、仕事をしながらでも実践できます。まだ留学してもいないのに、いまから英語で話す機会が楽しみになってきました。

写真(トップ)/Shutterstock

School With