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女子の背中は公共の場に不適切? タイツブランドの広告に賛否両論

女子の背中は公共の場に不適切? タイツブランドの広告に賛否両論

先日、ロンドンの地下鉄に大きく登場した、タイツブランド「HEIST」の広告。

ところが、「セクシーすぎる」として、撤去を警告されたことが物議をかもしています

タイツブランドの広告に非難殺到。女性の背中が丸見えなのはNG?

問題となった広告の写真は、黒のタイツを履いて上半身裸の女性が後ろ向きでジャンプしているもの。

何も身に着けていない露わになった女性の背中が「セクシーすぎる」「男性を誘惑している」「公共の場に不適切だ」として、Transport For London(ロンドン鉄道)のメディアパートナーから「いますぐ広告を撤去するか、もしくは女性の背中に黒のストライプを入れるように」と警告を出されたのです。

この一連のやり取りに、「背中の丸見えなだけで、セクシーすぎるなんて?」と思わず耳を疑ってしまいました。

女性のボディイメージを力強く表現したかった

HEISTのコミュニケーションマネージャー、Ellie Howard(エリー・ホワード)は、今回の広告のコンセプトを次のように語っています

私たちは「HEIST」のタイツを履いて、空中へ向かってジャンプするダンサーのポジティヴなイメージをシェアできることに、とてもエキサイティングしていたの。女性のボディを力強く表現したくてこの写真を選んだのよ。

でも、残念ながら、世間はまだまだ「女性の裸 = セクシュアルなもの」という図式から抜け出せないでいるみたい。

エリーは続けて、

下着の広告では、女性の体はいつもセクシーなものとして捉えられてしまう。私たちはその常識を打ち破りたかったの。

でも、女性の背中はセクシーなものとして見られてしまうのね。これってとっても残念なことだわ。同時にいますぐ変えていかなくちゃならないことよ。

とコメントしています。

3世紀以上も続くフェミニズムの動き。でも実現はまだまだ遠い...

たとえば、もしこの写真の人物が男性だったら、きっとただの広告写真として話題にも上らないのに...。

女性だからこそこんなにも問題視されることに、違和感を感じずにはいられません。

古くは18世紀のフランスにまでさかのぼる、女性の平等な権利を主張したフェミニズムのムーブメント。

最近ではハリウッドセレブたちも積極的に男女の平等を主張しているけれど、2017年になっても実現しているとは言い難い状況です。

「女性のむき出しの背中がNGなら、当然男性の乳首だってNGでしょ?」ということで、イギリスの有名なスポーツキャスターの写真を加工した「HEIST」のクリエイティヴチーム。

フェミニズムが本当の意味で実現されるには、まだまだ時間がかかりそう。

「HEIST」の広告の写真を見つめながら、そんなことをぼんやり考えてしまいました。

HEIST, HUFFPOST, METRO

写真/Shutterstock

Timmy

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