歌手のケイティ・ペリーがイメージキャラクターを務めるコスメブランド「COVER GIRL」。

カラーのヴァリエーションが豊富なリップグロスやファンデーションでお馴染みの「COVER GIRL」が、新しいキャンペーン動画「I Am What I Make Up(メイクした私は本当の私)」を公開しました。

「なりたい自分になるために」COVER GIRLが生まれ変わった

Celebrates the power of every individual to create who they are and who they want to be.

(ありのままの自分、なりたい自分になるために、私たち一人ひとりのパワーを祝おう)

をキャッチフレーズに作られたキャンペーン動画。

人形のようにかわいらしい女の子をイメージしていた以前のブランドコンセプト「Easy, breezy, beautiful(手軽で、陽気、それでいて美しい)」とは180度異なり、鍛え抜かれた身体でワークアウトに励む女子、ロードレースに挑む女子などが出演していて、パワフルな内容の仕上がりになっています。

アンバサダーには、さまざまな年代、人種、性別が登場

そして、注目すべきは、起用されているモデルの多様性。

さまざまな年代、人種の女性が登場していて、保守的志向の強いコスメブランドとしては、とてもレアなケース。

これまでも「COVER GIRL」はブランドアンバサダーに、Webシリーズ『Awkward Black Girl(気まずい黒人ガール)』が人気を博したブラック系アメリカ人のIssa Rae(イサ・ラエ)、ヒジャブを被ったイスラム教徒のビューティブロガー、Nura Afia(ヌラ・アフィア)。

また、弱冠17歳のメイクアップアーティストであり、YouTuberでもあるJames Charles(ジェイムズ・チャールズ)、69歳のモデル、Maye Musk(メイ・マスク)といった、年齢も人種も性別もばらばらのモデルを起用してきました。

キャンペーンアンバサダーが集まると、多様性が一目瞭然。

肌の色とか髪の色とか、みんな違っているからこそ個性があって魅力的。「きれいの基準は無限にある」ということを改めて実感します。

人種の多様性が叫ばれているけれど、アジア人はまだまだ認識されていない?

ビューティ業界だけでなく、最近はファッション業界でも、肌の色やカルチャー、さらにはジェンダーを超えた、異なるタイプのモデルを進んで起用しようという動きが活発です。

ブラック系、イスラム系、トランスジェンダープラスサイズモデルと、さまざまなタイプのモデルをランウェイやキャンペーンで見かけることが多くなりました。

とはいえ、日本人のような、いわゆる「小柄なアジア人」が起用されるのを見たことはほとんどありません。

世界では人種の多様性が叫ばれているものの、まだまだアジア人への注目度が低いのは、なんとも複雑です。

モデルの多様性をもっと積極的に取り入れて、ビューティ&ファッション業界を盛り上げていこうとするムーブメント。

近いうちに、今度はアジア人がいろいろな所でフィーチャーされるようになればいいなと感じます。

GLAMOUR