トランプ大統領の娘として、何かと話題になっているイヴァンカ・トランプ

5月2日には、成功の秘訣を書いた本も出版しました。

現在35歳の彼女は、ビジネスウーマンとして、「20代後半〜30代の女性のロールモデル」なんて言われていますが、実際のところはどうなのか、疑問に思う部分もあります。

とくに、彼女のクローズライン「Ivanka Trump」をめぐっては、不買運動があったりと賛否両論のアメリカ。

見た目も育ちもビジネスセンスも、すべてが完璧なイヴァンカ。そんな彼女のブランドは、これまた"完璧な女性"のための服でした。

イヴァンカの服は、まさに「コンサバ」そのもの

「Ivanka Trump」を扱っているアメリカの大手デパート「Macy's(メイシーズ)」で働く友人に、イヴァンカの服って売れているの? と聞いてみると、

「まあまあ売れているわよ。アメリカ女性が好きなコンサバティヴなワンピースやベーシックなヒールなど、誰にでも似合いやすいもの。値段もちょうどいいのよね。いわゆるホワイトカラーの職業っぽい女性が買っていくわ」

とのこと。

実際商品を見てみると、まさに「コンサバ」そのもの。

花柄のフレアワンピース、ワントーンカラーのブラックやホワイト、ブルーのワンピース、レース素材のワンピース...どれも1万円ちょっとから2万円弱で、安すぎず、高すぎない値段です。

シューズも、これまたコンサバなアメリカ女性が大好きなレースアップのヒールやサンダル、ビジネスシーンでも活躍しそうなベーシックヒール、ベージュやブラックのブーティなどがそろっています。

ブロンドヘアにワンピース。いわゆる「ステレオタイプ」なイヴァンカ

私がアメリカに来て、つねに疑問に思い続けているのが「なぜアメリカ女性はこれほどワンピースが好きなの?」ということ。

さまざまなパーティに行っても、必ず体のラインにフィットしたワンピースを着ている女性があちこちにいるのです。

私が思うアメリカ女性のステレオタイプは、きれいにカールしたブロンドヘア、そしてフレアワンピースを着ている女性。実際、まわりにもこのようなファッションの女性が多いです。

そういった状況をみていると、イヴァンカは、アメリカ女性が憧れる「ステレオタイプ」のように見えてきます。

理想の世界すぎてまったくリアル感がなかった

あれだけの富を持ち、さらに見た目も美しく、ビジネスにも政治にも積極的で、なおかつママ。この"すべてを手に入れた感"が、アメリカの多くの女性の心をつかんでいるのでしょう。

とはいえ、批判的なイメージを持たれているのもまた事実。もしかしたら、どこかであの完璧さを「羨ましい!」と思う気持ちもあるのかもしれません。

先日出版された成功の秘訣を書いた彼女の本のタイトルは『Women Who Work -Rewriting the Rules for Success-(働く女性たち:成功へのルールを書き換える)』。ビジネス自己啓発のような内容で、ワントーンワンピースでポーズを取るイヴァンカが表紙です。

メディアでは批判の嵐ですが、実際手にとって読んでみる女性は意外と多そうだと思われます。

私も試しに読んでみましたが、理想の世界すぎてまったくリアル感がなかった、というのが正直な感想。

いろんな意味で注目され続ける彼女は、ファッションも本も、いわゆるアメリカ女性の「理想」がつめこまれているように思えます。

写真/gettyimages

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