20代でどうしても結婚したいけど将来が不確定で不安 #ぱぷりこが答えます

20代でどうしても結婚したいけど将来が不確定で不安 #ぱぷりこが答えます

テーレテレテレテーレッテレー(テーマソング)。インターネットの妖精ことぱぷりこです。連載「でも、結婚したい」のスピンオフ! 恋愛・キャリア・明日の天気を質問する「ぱぷりこに質問!」コーナー。

今回のテーマは「遠距離&国際恋愛で婚期を逃したら不安」です!

ぱぷりこに質問!

結婚したい。でも将来が不安です

半年ほど付き合っている、フランス人の彼氏がいます。彼は10代で大学生です。彼が日本にいたときに出会って、お付き合いするに至りました。

私は20代で結婚したいという目標がありましたが、少なくとも彼が大学を卒業するまで待たなければなりません。そんなに何年も遠距離ができるのか、将来住む国はどちらにするのか、フランスに行くとしたら家族や故郷と離れてまで彼と過ごせるのかなど考えてしまいます。

とても聡明でやさしい彼です。そんな彼をキープしたまま日本で現実的な婚活などはできない一方、このまま何年も遠距離を続けてから別れたりしたら、婚期を逃します。

いままで彼氏に困ったことはなく、そこそこ遊んできてのこの真面目な恋愛です。実際、自分でも何に迷っているのかもわかっていませんが、第三者としてアドバイスをいただけるとうれしいです。

(りすさん/24歳)

インターネットの妖精に聞く前に彼に聞こう

なるほど~。「結婚したい」という望みがはっきりしているけれど、不安要素がたくさんあって何に迷っているのかわからない、というお悩みですね。

まずお聞きしたいのが、りすさんは自分の望みを彼に伝えてますか? 結婚までのタイムリミットがあるというなら、ひとりでもだもだ考えるのは時間の無駄です。自分にとって人生をかける重要なことは一刻も早く情報共有すべき。そもそも自分の望みを言えない相手とは結婚生活が難しいですから。

まだ半年だしそんなこと言える雰囲気じゃない...というなら、なぜ「まだ半年」にもかかわらずそこまで不安なのでしょうか。考えてみましょう。

問題を整理しよう

次に、悩みの構造整理です。違う悩みが複数からまっていますね。筆圧を50ボルトにして整理してみましょう。

りすさんの望み

・20代で結婚したい
→残り6年

望みの障害

・彼が卒業するまで、数年は待たなければならない(最大で4年)
・遠距離恋愛
・国際恋愛

障害により生じる不安

・4年後まで待って別れたら婚期を逃す
・遠距離恋愛ができるのか
・将来に住む国はどちらにするのか
・故郷を離れてまで彼と一緒に過ごせるのか

「婚期を逃す」って本当?

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まずは望みの確認ですが、りすさんには思い込みがあると思います。「4年後まで待って別れたら婚期を逃す」という部分です。

本当にそうですか? いま24歳で彼が大学生だとしたら、最大で4年。28歳になったとき、婚期を逃すのでしょうか? 婚活では、1〜2年で成婚することも十分に可能です。

また「20代のうちに結婚したい」の理由はなんですか? 現在、日本人女性の初婚年齢は29歳、東京都では30歳を越えています。晩婚化傾向なので、りすさんが結婚する時代には、30代になっているかもしれません。理由は不明なので推測になりますが「婚期を逃すから20代で結婚したい」というなら、それは思い込みです。

よく聞く理由は「親が20代で結婚しろと言うから」というものですが、親世代のいうことは無視しましょう。彼らが結婚したのは、スマホがない時代です。「スマホなんてけしからん! そんなものがなくても私たちは生きていけた」と言われたら「そうだね」と納得して画面をハンマーで叩き割りますか? 過去の価値観とはそういうものです。過去の常識ではなく、現在の統計データを見ましょう。

相手と信頼関係を築けていないことが問題のコア

とはいえ、不安なのはわかります。なぜなら遠距離恋愛も国際恋愛(結婚)も、とても難しいからです。遠距離恋愛の難しさは「一緒にいる時間の少なさ」「物理的な距離」から生じる不安と信頼関係構築の遅さ。国際恋愛の難しさは、異文化への適応能力と法律関係です。

これらの要素は原因のひとつではありますが、一番のポイントではありません。不安のコアは、りすさんが「彼を信頼しきれていない」ことではないでしょうか?

「聡明でやさしい」と言いながら、自分の要望を相手に伝えられずに悶々として将来を不安がっている。これは「大事なことを相談し、相手と合意を取り付け、お互いに約束を守ると思える、信頼関係が築けていない」状態を表しています。相手と一緒にいる未来を共有していないなら、ひとりで不安になるのは当然です。

相手は結婚の道具ですか?

さらに問題は、りすさんが彼が好きだから結婚したいというより、「とにかく結婚がしたいから彼でいいのかわからない」と思っているように見えることです。外部から見ると、りすさんは彼との共同生活より、自分の結婚願望ばかり優先しているように見えます。

信頼関係を構築していないから、将来が不安になる。なぜ信頼関係を構築できていないかといえば、物理的な障害により一緒にいる時間が少ないこと、相手を見ずに自分の都合や願望ばかり考えているから。より根深いのは後者の問題です。

物理的な障害は、金とコミュニケーションツールである程度は解決可能ですが、後者の問題はりすさん個人の問題なので、まずきっちり把握する必要があります。

彼は「20代で結婚する」という望みを叶える道具ですか? それとも、彼と一緒に生活がしたいですか? 質問からは、彼と「結婚ステータス」どちらが大事かは見えず、むしろ「結婚ステータス」の方が大事であるように見えました。

外部要因のせいにしちゃダメ。自分の望みを把握せよ

りすさんは「外国人だから、学生だから、故郷と離れるかもしれないから」と不安を外部要因に持っていっていますが、自分の姿勢をきちんと把握すべきだと思います。

結婚ステータスの方が大事ならそれはりすさんの判断なのでいいのですが、ここをきっちり把握していないと、あとあとで「でも不安。でも付き合いたい。でも結婚したい」とデモデモ地獄に陥るからです。「わからない」から不安になるのです。ならば、どんなものでも自分の願望はしっかり把握すべきです。外部要因のせいにして自分の感情を見ないと、判断を誤ります。

もし本気で20代のうちに誰でもいいから結婚して結婚ステータスを得たいなら、物理的距離・文化的距離がある彼はハードルが高いでしょう。かといって、日本人だから安心かというと、そうでもありません。相手を「結婚願望を満たしてくれる? 満たしてくれない?」という目線で見る限り、相手が日本人だろうが外国人だろうが、同じ不安につきまとわれます。そういうリスクがあることを承知の上で、それでも20代で結婚というリミットにこだわるのかどうか、を選ばないと、ずっと不安につきまとわれるでしょう。

結論。自分の望みを把握して、彼と向き合って話そう

私の結論は「自分の望みをきっちり把握すること」「信頼関係を築くために、自分の不安や希望を全部、彼に言う」ことです。結婚生活とは、自分の問題を相手と共有し、相手の問題も自分ごとのように考えるチーム運営です。「この人は自分を助けるし私もこの人を助ける」「不確定な未来やハードルも、この人となら乗り越えられる」という信頼関係が必要不可欠です。

本気で結婚したいなら、自分の不安や願望ばかり見ていないで、ちゃんと相手を見て向き合うことです。結婚生活でこれをやらないとあっという間に破綻します。結婚生活の練習だと思ってやってみてはどうでしょうか。

自分の望みだけではなく、彼の望みも聞いてみてください。そして、ふたりで落とし所を探せるのか話し、落とし所があるなら婚約などして不安を軽減し、ダメならお互いの道を歩めばいいと思います。そのことによって不安を軽減し、時間も節約できます。

日本でひとり「モンマルトル~~ジュ・トゥ・ヴ~~」と悶え悩む暇はありません。このブラウザを叩き割り、いますぐSkypeを立ち上げるんだ。

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撮影/田所瑞穂

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