どんどん不動産が高騰し、いまや庶民には手の届かない価格になってしまったサンフランシスコの不動産事情。

そんななか、「ウルトラリッチ」と言われるアジア(とくに中国)からの女子たちが、数億円するアパートメントをどんどん購入していく、という噂をよく耳にします。

そんなサンフランシスコのウルトラリッチなアジアンガールのひとりに、あるとき、パーソナルスタイリストを頼まれました。

住んでいるアパートメントは1億5千万円。使えるお金は無限大

今回、知り合いを通じてパーソナルスタイリストを頼まれたのは、26歳のサニー(アジアからやってくる移民の多くは、発音しやすいよう英語名を自分でつけていることが多い)。

昨年中国から留学のためにサンフランシスコにやってきた、有名美術大学アカデミー・オブ・アートの学生です。

サニーの両親は中国で貿易ビジネスをしているそうで、毎年かかる数百万円の学費だけでなく、彼女が住むサンフランシスコのど真ん中にあるアパートメントは、親が日本円で約1億5千万円で買ってくれたとのこと。

生活費、食費、そのほか彼女が月に使う金額は無限大。

そんな彼女は、全身ハイブランドで身を固めたコーディネートと、真っ赤なアルファロメオで登場しました。

サニーが依頼してきたのは、なんと学校用のコーディネート。「日本女子っぽい」コーディネートを求めているため、日本人である私にスタイリングを依頼してきたのです。

予算の上限はなし。

「親から欲しいものはすべて買っていいと言われているの」

17,000円のトップスにひと言。「そんなに安いの?」

金額を気にしないでいいのは、ありがたいようで、じつは困る。

私は、いつもシャネルやプラダなどのハイブランドに身を包む彼女に、アメリカのインディーズブランドの服でコーディネートを提案してみました。

「新しい! やっぱり日本人のセンスだわ」とよろこんでくれたのはいいけれど、例えばトップスの150ドル(約17,000円)という値段に「そんなに安いの?」と眉間にしわを寄せられてしまうと、困ってしまいました。

17,000円のトップスは決して安くはないはず。でも、シャネルのトップスは17,000円ではたしかに買えません。

人と違う新しいものが好きなサニーは、最終的には、私の提案したカジュアルなコーディネートすべてを気に入ってくれました。

「お金があることが悪いことなの?」

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いままで世界中を旅してきたサニーは働いたことがありません。

大学を卒業したら中国に帰るの? と聞いてみると、サンフランシスコに残って、両親からの投資をもとにファッションビジネスをする予定だ、と話していました。

彼女のまわりには、同じような境遇のリッチ、いや、ウルトラリッチなアジアンガールがたくさんいます。

「私たちのことを、"超リッチな中国のお嬢さん"とバカにする人たちがいるけど、お金があることが悪いことなの? 腹が立つ」

と流暢な英語で話していました。

私が組んだカジュアルなコーディネートに身を包んで、サンフランシスコの街にとても馴染んでいたサニー。

でも、その手には数億円はするだろうダイヤやサファイヤがキラキラ。7個持っているというエルメスのバーキンを助手席に投げ入れると、プレゼントだと言ってシャネルの紙袋をくれました。

ウルトラリッチなサニーのようなアジアンガールたち。今日もサンフランシスコのどこかのパーティに繰り出しているんだろうな。

写真/Shutterstock

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