3DプリントしたドレスVRで探索できるセレクトショップなど、いまファッションにテックフレンドリーの波が押し寄せています。

テクノロジーをファッションに生かす方向はいろいろ。

そのなかでも個人的にあったらいいなと妄想しているのは、私の好みや生活パターンや持っている服や靴を理解した人工知能が、そのときの気分やトレンドに合わせて「いま買うべきアイテム」をおすすめしてくれること。

そんなのは妄想だと思っていたのですが、もはや現実になりつつあるようです。

好みや行動パターンをもとに、自分だけのドレスをデザインしてくれる

オーストラリアのブランド「Ivyrevel」は、Googleとパートナーシップを組んで、ひとりひとりのテイストや行動パターン、服を着る目的に合わせたその人だけのドレスをデザインするサービス「Data_Dress」を始めようとしています。

Data_Dressでは、Androidアプリを使って、ドレスを着る目的がビジネスなのか、パーティなのかを確認するとともに、ユーザーの行動パターンを自動的にトラッキング。

「朝はどこでジョギングした」「夜にどのレストランで食事をした」などの行動パターンを記録していきます。

たとえば、クラブ好きな人にはクラブ映えするドレス、といった感じでその人に合ったデザインをおすすめしてくれるようです。

買うかどうかはデザインを見て決められるので安心

Fashion Journal』によると、このアプリの裏側にはGoogleのAwareness APIという機能があって、それによってスマートフォンの位置情報や動作、周りの天気などの情報が自動的に収集されるとのこと。

Data_Dressがこういう情報をどこまで細かく反映するのかはまだわかりませんが、やり方によっては「ドレスのデザインから行動パターンが丸わかり」みたいなことも起こりそうで、ちょっと怖いですね。

パーティ用ドレスが欲しいのに、普段仕事漬けだからエレガントなデザインをまったく勧めてくれない、なんてこともあるんでしょうか...?

でも、Data_Dressでは、提案したデザインのドレスを買うか買わないかの判断は、自分でできるのだそう。「このデザインじゃライフスタイルがバレすぎるから嫌だ」と思ったら買わなくてもいいようです。

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また、デザインはユーザーへの理解を深めるごとに進化していくので、最初はピンとこなかったとしても、時間とともにより好みに合った提案をしてくれるとのこと。

さらに、「テクノロジー寄りのファッション」というと、デザイン的にどうなのかが気になりますが、「Ivyrevel」は「H&M」グループ傘下なので、その点では幅広い層の人に受け入れられそうです。

動画には、例としてこんなドレスが登場しています。

20170216_datadress01.jpg

ドレスの価格は99ドル(約1万1,000円)前後からで、アプリは今年中に公開される予定。

とりあえずアプリでどんな提案をしてくれるのか、試してみたいです!

Ivyrevel, Fashion Journal

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