行きつけのコーヒーショップでラテを買い、窓際の席に座る。

ここから道行く人のファッションをぼんやりと眺めるのが大好き。

メルボルンの街を見渡すと、黒、黒、黒。

黒を着ている人がとにかく多い。

#melbourneblack」なんていうハッシュタグが存在するくらい、メルボルンの女性は黒が好き。

でも、一口に黒と言っても、それぞれが自分らしい黒を身にまとっているんです。

メルボルンブラックは「自分らしさ」

全身黒のオールブラックコーデ。ニットのロングカーデを合わせてふんわりやさしい印象。

サテン素材のドレッシーなロングドレスも、ショートブーツを合わせればリラックスしたスタイルに。

クールなレザージャケットには女性らしいワンピースを。オールブラックでもなんだか華やか。

@leblondefoxが投稿した写真 -

黒地だけどフラワープリントのパンツで、さりげなく色を取り入れているところに個性がちらり。

全身黒のクールなスタイル。首元の赤いスカーフが彼女の性格を表現しているよう。大好きなコーデ。

自由な雰囲気を放つ黒

もともとカラフルな色が好きだったんですが、メルボルンの黒は、自分らしく生きる女性の象徴のような気がして魅了されます。それに影響されて、最近は黒を身につける機会が高くなりました。

黒ってクールでかっこよすぎてしまうところがあるけど、ここ、メルボルンの黒は少し様子が違います。

自立していて、大人な、凛とした女性。でも、そのなかに流れているのは穏やかな、何か――。

それぞれが自分らしい黒を追求していて、すごくスタイリッシュ。それでいてやりすぎ感がない、リラックスした黒をまとっています。

メルボルンは世界一住みやすい街と言われるように、とてもゆるやかであたたかい空気が流れている場所。だからこそ、一見クールで強い印象の黒も、柔らかく、自由な雰囲気を放って見えるのかもしれません。

そんな私も、今日また黒を手に取ろうとしている。

写真/Shutterstock