大都会東京に生きるアラサー女子。恋に仕事に邁進するものの、上手くいかないこともしばしば。

そんな、ちょっぴり疲れたときに元気をもらえる海外ドラマが、ニューヨークを舞台に4人の平凡な女の子の生活を描いた『Girls』

恋もキャリアも手に入れた大人女子が主人公の『Sex And The City』とは違って、『Girls』の主人公たちはいわゆる「普通」な女子たち

同じく大都会ニューヨークで奮闘するリアルな女子の本音を描いた『Girls』は、アメリカで大ヒット中の人気ドラマなんです。

魅力的な、リアルすぎる主人公たち

『Girls』の最大の魅力は、なんといっても主人公たちがリアルすぎるところ。

「ニューヨークで暮らす4人の女子たち」と聞くと、最先端のファッションに身を包み、誰もがうらやむキャリアを持っていて、素敵なボーイフレンドと高級アパートでおしゃれな生活を楽しんでいる...といった、キラキラした生活を送る女子を想像してしまいます。

でも本作の主人公は、皆いたって普通。

大学卒業後、ライターを目指して出版社で無給インターンをしていたものの、親からの仕送りが止められ、挙句の果てにインターンも解雇されてしまう、ちょっぴり太めのハンナ、海外放浪から戻って来たものの本当に自分のやりたことが見つけられず職を転々とするジェッサ、学生時代からの彼氏と惰性でつきあい続けるマーニーなど、ごく身近にいそうな、モヤモヤを抱えて人生をがむしゃらに生きている女子ばかり。

そんな今までとは一風変わったリアル女子を主人公にした『Girls』に、ケイティ・ペリーなどの海外セレブもハマっているとのこと。

現実はキラキラしているだけじゃない

『Girls』では、4人が住むアパートや身に付けているファッション事情もリアル。物価の高い大都会で生きていくために、節約は必須です。

「IKEA」や 「H&M」が好きで、基本は家で自炊。たまにオシャレなレストランやカフェに出かけてガールズトークを繰り広げ、日頃のストレスを発散して憂さ晴らし。ヨガやダイエットを試みるけれど誘惑に負けてどれも続かない...。素敵な出会いを求めてバーやクラブに出没してみるものの、言い寄ってくるのはしょうもない男ばかり。

そんな、キラキラ充実ライフとは程遠い主人公たちの毎日に、「わかるわかる!」と思わず頷いてしまいます。SNSに続々とアップされるリア充女子たちの毎日が、大多数なわけじゃないことを実感させてくれます。

下積みがあっての成功

Girls on HBOさん(@girlshbo)が投稿した写真 -

『Girls』が全米で大ヒットとなった理由には、ドラマのコンセプトの面白さもさることながら、キャストを含めた制作陣に若手女優や新進気鋭のクリエイターたちを続々と起用したところにあります。

ハリウッドですでに活躍している有名な俳優ではなく、私たちと同じように日々あれこれ迷いながら、それでも前向きに夢を追いかける無名俳優を起用したことで、より登場人物たちがリアルに感じられるのかもしれません。いきなりトントンと人生が上手くいくのは、とっても稀なケース。大抵は遠回りしてやりたくないことをやりながら、理想の形を追い求めていくものです。

ちなみに脚本担当で主人公ハンナを演じたレナ・ダナムは、無名のクリエイターから出発し、長い下積みを経た後に本作のヒットでゴールデングローブ賞を受賞しています。

キラキラまぶしい誰もが羨む生活とは程遠く、地味で冴えない...。でも、そんな普通の毎日こそが本当に輝くために必要なのかもしれません。

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by Timmy