美味しいお店に連れて行ってくれる年上の素敵な女性たち。

あるとき彼女たちに共通することを発見しました。それは「薬味」へのこだわりの強さ。とにかくどんな料理でも「スパイス無いと物足りない」とか「赤い色にそそられる」とか、とにかく薬味の指定をしているのです。

そこで、そんな大人の女性の先輩が強くこだわっている薬味をひも解いてみました。

人気No.1の塩

食通の大人の女性に共通しているのは、なんといっても塩へのこだわり。

天ぷらはもちろん、お蕎麦やお寿司も「塩で」というお姉さまもいました。料理も塩自体も美味しくないと成立しない組み合わせ。つまり、美味しいお店を知っているからこそ成り立つ薬味の塩。お姉さまに連れて行ってもらうお店はだいたい良い塩があるのも特徴です。

カレーなのに、スパイスがわかる

カレーはカレーの味がします。

なのに! 食通のお姉さまと食事に行くと、使われているスパイスへ言及。「シナモン、クミン、コリアンダー、ガラムマサラ...」とやたら詳しいのです。しかも、各スパイスの健康や美容情報にも詳しくて、勉強になることこのうえなし。もちろん、ライスではなくナンでいただくのがお姉さまたちの流儀。ラッシーも忘れずに。

香りづけのローズマリーはポテトに多い

おしゃべりとワインが楽しめるビストロ。気軽にフランス料理を楽しめて、四ッ谷あたりのビストロへお姉さまは連れて行ってくれます。

そんなビストロで出てくるのが、ローズマリーが添えられた皮付きポテト。香り付けにローズマリーがついてきて、なんだか大人のポテト料理の風情を感じます。もちろん、美味しくてハーブの味が大人の階段を登った気持ちにさせてくれます。

お寿司の〆は、さび巻き

お姉さまがなぜかよろこぶのが、わさび。

もちろんお姉さまが食べるわさびは、チューブではなくおろす方です。新鮮なわさびをその場でおろして、お蕎麦なりお寿司なりの薬味にしています。そして、まだ理解できないのが、お寿司の〆に食べていたさび巻き。さび巻きとは、わさびを巻いたお寿司なのですが、涙なしには食べきることができませんでした。なのに、お姉さまは「美味しい〜!」とニコニコと完食していました。

餃子はお酢のみで

そして、みんな大好き餃子の会。

もちろんお姉さまも餃子は大好物のようで、「今夜、餃子行かない?」とよく誘ってくれます。そして、調味料はというと「お酢だけ」なんです。話を聞くと、「お酢だけの方が、餃子の味が際立って美味しいのよ」と教えてくれました。実際、お酢のみで食べてみたところ、たしかに美味しい! お姉さまのこだわりが腑に落ちた瞬間でした。

いろいろ美味しいお店へ連れてってもらってわかったことは、食通の素敵な大人の女性たちは、大味ではなく、味のきめ細やかさにとても敏感だということ。それが故に、調味料の繊細な味付けに詳しくなっていくのだろうな、と感じます。また、調味料に限らず、お水やお茶、卵、白米そのものの味のように素材の良さにも敏感な人がとても多いことも特徴。

これからも、素敵なお姉さまにたくさん勉強させていただきます!

撮影/出川光 文/ダーシー