年度末や新年度とバタバタする春は、なにかと飲み会が多くなる季節。

社会人になって何年か経ったいま、ある程度のマナーは身につけているつもりでも、意外とマナーを間違っていることって多いのです。

そこで今回は、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)を参考に、飲み会や立食パーティなどでやってはいけないNGマナーをいま一度確認してみましょう。 

飲み会でのNGマナー

ビールや日本酒を片手で注ぐ

「お酒を注ぐ」という行為を通し、気持ちを伝えるお酌。とくに目上の方には正しいマナーで、敬意や感謝の気持ちをきちんと伝えたいものです。

(本書P.152より引用)

飲み会では、上司や周りの人にお酌する場面があります。お酌をするときには、やはり両手でするのがベスト。ビールであれば、右手でラベルの下を持ち、左手を注ぎ口のあたりに添えるとよいようです。

また日本酒の場合は、利き手で徳利の中央を持ち、もう一方の手を底に添えて注ぐのが◎。礼儀正しくお酌をすれば、お互い気持ちよくお酒を楽しむことができます。

ワインを注いでもらうときにグラスを持つ

お酌を受けるときは両手いっぱいの感謝を添えて

(本書P.151より引用)

お酌を受ける場合も、丁寧な所作を心がける必要があります。ビールや日本酒のお酌を受ける場合は、グラスやお猪口を両手で持つようにしましょう。

また、ワインを注いでもらうときは、グラスは持たずにテーブルに置いておくが正式なマナーです。グラスを持ち上げたり、グラスの脚に手を添えたりするのは間違いなので要注意。

黙ってトイレにたつ


「お化粧室に行ってきます」と近くの人にこっそり告げて席を立つのがスマート

(本書P.160より引用)

食事中に席を立つのは失礼な行為。なるべく事前に済ましておくことが大切です。でも、お酒を飲むとトイレが近くなってしまいがち。そんなときは、隣の人に「お化粧室に行ってきます」とこっそり告げて静かに席を立つのが大人のマナーです。

立食パーティでのNGマナー  

最近では、気軽に食事を楽しめる立食パーティも多くなってきました。カジュアルな立食パーティでも、やはり気をつけたいマナーがあるんです。

両手にグラスとお皿を持つ

会話しやすいようにつねに右手は空けておく

(本書P.189より引用)

立食パーティーでは、片手を空けておくのが正式なマナー。グラスとお皿の両方を持っている場合は、片方の手でお皿を持ち、お皿の空いた部分にグラスを添えて親指と人差し指でグラスを固定すれば片手が空きます。

片方で持っていたとしても、そのままずっと話し続けるのは失礼なので、話の頃合いを見てテーブルに置くようにしましょう

流れも考えず好きな物だけ取りに行く

ブッフェの料理は時計回りに取り流れをさえぎらない

(本書P.189より引用)

立食パーティのときの食事は、基本的にバイキング方式。料理はオードブル、メイン、デザートと順番に並んでいます。そのため、その流れに沿って料理を取るのがマナーです。また、冷製と温製を同じお皿に盛らないように気をつけましょう。

そのほか、立食パーティなのに椅子に座って食べたり、椅子に自分のバックを置いて席取りしたりするのもNGマナーなので絶対にやめましょう。

大切なのは、周りへの配慮。少しの心がけで、自分も他人も気持ちよくその場を過ごすことができます。

[世界一美しい食べ方のマナー]

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