冬になると冷えが原因で、体調が優れないときも...けれど、仕事は休めません。だからこそ、セルフケアで少しでも改善しておきたいもの。

とくに現代女性の体温は、低くなっていると言われているんです。「冷え」の主な原因は、エアコンといった家電の発達や、硬いものを食べなくなった食生活、また運動不足が考えられます。しかも、冷えは体調不良だけでなく、パニック障害やうつ病など精神的な面にも悪影響を及ぼす可能性もあるため、放っておくことはできません。

必要なのはドライヤーだけ。だいたいの場所で効果がある!?

冷えの対策として一般的に知られているのが、鍼灸治療。でも、針を刺すのはなんとなく恐い。そこで、手軽にできるお灸として注目されているのが、「ドライヤーお灸」です。これは体のツボをドライヤーで温めるだけで、お灸と同じ効果が得られるという優れもの。

しかも、ツボは素人には見つけにくいものですが、ドライヤーなら「だいたいこの辺かな~」とツボのあるあたりに当てるだけで、自然とツボが温かくなるため手軽で簡単です。

必要な道具は、ドライヤーのみ。あとは、目指すツボのあたりに、大体10~15センチ程度離して温風を当てるだけ。気持ちいいと感じる熱さになるよう自分で調整してOKです。

服や下着、靴下の上からだと熱が伝わりにくいので、なるべくなら直接皮膚に当てるほうがベター。1回あたりの時間は、長くても1分程度が目安。長時間行うと、やけどの可能性もあるので、気をつけましょう。

これだけ押さえて。体を温める3つのツボ

1.生理痛や月経不順を緩和して体を温める「三陰交(さんいんこう)」

場所:内くるぶしの突き出した骨から、指の幅3本分ほど進むと、すねの骨があります。この後ろの少しくぼんだ場所。指で押すとにぶい痛みを感じます。

(「病気にならない体をつくるドライヤーお灸」より引用)

2.下半身の冷えを回復し、体全体を暖めるには「陰谷(いんこく)」

場所: ひざを少しだけ曲げると、ひざ裏に横じわができます。このしわの先端部分(親指の側)にあるくぼみのところにあります。

(「病気にならない体をつくるドライヤーお灸」より引用)

3.胃腸が冷えることで起こる便秘改善には「足三里(あしさんり」

場所:むこうずねの骨を下側から指で探っていくと、ちょうと膝の皿状の骨の下にゴツゴツしたふくらみがあります。そこから指の幅2本分外側にあります。

(「病気にならない体をつくるドライヤーお灸」より引用)

また、髪の毛を乾かす際に、頭頂部にあるへこんだ部分「百会(ひゃくえ)」のツボを温めると、1日の疲れが取れてリラックス。安眠効果もあります。

ドライヤーお灸のタイミングは、朝、夜の1日2回程度。夜は、入浴前に行うと湯冷めがしにくく保温力もアップするそう。冷えを感じた夜は、ドライヤーで髪を乾かすタイミングで試してみるだけで、翌日の体調が変わってきます。

病気にならない体をつくるドライヤーお灸

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