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一生に一度しか見られない、ロマンティックな彗星としていま巷をにぎわせているアイソン彗星。いま、見ごろです!

過去にお届けした今年の「天体スケジュール」では「太陽の表面をかすめるように通過するため消滅してしまう可能性も」とお伝えしましたが、うれしいことに、それどころかとっても明るく(金星以上!)、キレイに尾を引いた彗星が肉眼でも観測できるとか☆

■ロマンティックな天体ショー

太陽系の外れから飛来し、太陽に接近したときに熱で溶けて飛び散ってゆくこの「アイソン彗星」。とても壮大な絵を夜空に描きながら、その塵はそのまま地球から遠ざかってしまいます。

星の最期を見送る、広い宇宙の長い歴史のなかの一期一会というわけです! これは宙ガールとして見逃せない、今年最高の天体ショー!! というわけで、観測のポイントをまとめてみました。

■アイソン彗星の観測のポイント

★時期:いま~来年の1月頃まで

現在もすでに日本各地で観察されており、11月17~19日はスピカ(おとめ座の一等星)の近くに輝いてとても素敵な夜空を演出していたよう。現在は肉眼でも観測できるようになり、明日、24日(日)の明け方には水星と土星に近づくそう。26日(火)~30日(土)前後は彗星が太陽にもっとも接近するので一時的に見づらくなるものの、12月3日(火)以降にまた出現し、日に日に高度を上げていきます。

★時間:いまは日の出の1時間くらい前

ちなみに24日(日)の日の出の時刻は東京は6時25分、札幌は6時38分、大阪6時40分、福岡6時58分。5時半~6時が勝負なんですね! こちらのサイトで自分の住んでいるところの日の出時刻を調べられます。

★方向:東の空~北の空

いま頃は東の空のかなり低い位置に現れるので、東側の空が開けたところで観測しましょう。12月末~1月末ころはひと晩中ずっと沈まず、北の空に出現。しかしその頃は彗星の明るさが落ちているとのことなので、望遠鏡などのアイテムがあったほうがよさそうです。

注意点:24日(日)は全国的に晴れそうですが、25日(月)以降は雨や雪になるところも多そう。天気も観測の重要なポイントです。また日の出が近いので、双眼鏡や望遠鏡で観察する場合は太陽を見ないように気をつけて。明け方は冷えるので十分な防寒対策も必須です!

■便利なスマホアプリを活用しよう

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なお「見つけられるか不安」と言う人は、スマホのアプリも活用して。スマホを空にかざすだけで、位置情報によりそのときのその方角の星空が表示される、彗星探しに便利な無料アプリ『88星座図鑑(Androidios)』が登場したよう。広告が入りますが、こちらではアイソン彗星特集もやっています。

人生に一度きりというレア感、夜明け前という非日常的なタイミング、空を見るというロマンティックなムード...。クリスマスのこの時期、アイソン彗星観測はデートや気になる彼を誘うのにとてもいいイベントでもありますよね♪

長期間、星降る夜を楽しめるロマンティックウィンター。今年の冬は素敵なことが起こりそうです! あなたはアイソン彗星にどんな願いを込めますか?

Illustration image via Shutterstock