131007sitto.jpg「嫉妬して苦しくなる」というご相談をいただきます。嫉妬の心理とはどんなもので、どうやって解消していけばいいのでしょうか。


■嫉妬の心理

嫉妬は「自分は持っていないのにあの人は持っている」と、まるで相手を下から見上げるような関係に自分を位置づけているときに起こります。

自分が下の位置に入ることで、劣等感や敗北感などの不快な感情を感じるのが「嫉妬」です。

いっぽう、同じ位置づけであっても「あの人スゴイ」と相手を承認できて、「あの人のようになりたい」といった好意的な感情を抱くと、相手は「憧れ」の対象になります。


■嫉妬がつくるパターン

劣等感などを感じていると苦しいので、心は自分と相手を対等に感じたいと動きます。

たとえば、「あの人にだってこんなミスがある」「あの人はこれができていない」と、嫉妬相手のあら探しをしてしまいがち

これは、自分と同じ位置まで相手を下げてきて対等さを感じようとする方法です。そんなふうに「あら探しする自分が嫌」と思う人も多いはず。

誰かのあら探しをしていると、相手に対して厳しい目を向ける分、同じように自分も厳しく見られるという恐れを持ちやすくなります。「ミスしないようにしなきゃ」「ちゃんとしないと」など、自分の言動が気になります。

その結果、本来の自分のよさや魅力を発揮しにくくなり、そんな自分と相手を比較して嫉妬を繰り返すのです。


■自分の価値を再評価する

「嫉妬してしまう」という人とお話をすると、本人の自己評価が低いことが嫉妬の原因になっていることが多くあります。

自分自身への評価が不当に低いと、必要以上に相手を上に見て劣等感を感じてしまいます。元々は対等なはずの相手さえ、嫉妬の対象になってしまうのです。

嫉妬で苦しくなったら、あなたの自己評価が適正にできているかを点検してみましょう。

Stylish retro young lady image via Shutterstock