130909kyakkan.jpgつい主観で動いて失敗したり、自分の思うことにとらわれすぎて苦しくなったりすることはありませんか?

直感を信じてうまくいくこともありますが、客観性が必要になる場面も少なくありません。客観的なものの見方は、どうしたらしやすくなるのでしょうか。


■出来事の理解は事実に感情が加わっている

ひとつの出来事があったときに、それをいいものと理解するのか、悪いものと理解するのかが人によって分かれることがあります。

出来事のうち、「事実」の部分はすべての人にとって共通します。これに、「感情」という人によって感じ方が違う要素が加わることで、理解に差が生まれます。

たとえば、晴れた空を見て「いい天気だな~」と気分のいい人もいれば、「今日も暑いのか」と機嫌が悪くなる人もいるでしょう。

「晴れた空である」という事実に、見る人の感情が加わって、今日の空が理解されているわけです。


■事実と感情を分けてみる

主観的になりすぎているなと思うときは、何が事実で、それに対して「自分はどう感じているのだろう?」というように、一度「事実」と「感情」を区別してみるといいでしょう。

事実だけを取り出すことができると、「ほかの人だったらこの事実をどう解釈するだろうか」と客観的に考えやすくなります。


■自分の感じ方の癖を知る

感情の感じ方には、その人の癖があります。自分が感じやすい感情を知っておきましょう。

たとえば、望まない状況に直面して落ち込むときに、いつも行き着く気持ちはないでしょうか。「自分は必要とされていない」とか「バカにされている」とか「私が悪いから」など、「やっぱり○○なんだ」と感じる感情はありませんか。

もしかしたら、その感情は、あなたが頻繁に感じやすい感情なのかもしれません。

何かの出来事を理解するときに、いつも感じる感情が出てきたら、感じ方の癖に引っ張られている可能性があるのかも。自分の感じ方の癖を知ると、感情的になっていることに気がつきやすくなるでしょう。

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